▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


WK/GC OR in Osaka (Won Kim / Group Collaboration OR in Osaka)

2009年1月30日(金)20:00
近畿大学会館日本橋アートスタジオ

風俗の案内所が林立するそのなかに囲まれて会場の近大会館があった。またえらいとこにあるんですね。なかなか年季の入った建物です。

情報が少なくいまいちどういうプロジェクトか不明なWK/GC OR in Osakaを観てきた。韓国のダンスはいろいろ見たいなと思う。

ぜんぶで3作品。もっとムーブメントオリエンテッドなダンスかと勝手に想像してたけど(なんとなく韓国にはそっちを期待したい)そうではなかった。作品は良いんですが、あまり印象に焼きつく要素がなくてそれ以上の感想が出てこない。

3つめの大人数による即興は堪能した。個々ばらばらのダンスがそこここにあって、だのに、紛れもないひとつの緊密な空間がそこに。拡散してるのに集中している。不思議。

しかしディジュリドゥ最強。あれ吹けたらかっこいいよね。

『keshiki-ari』
 振付・出演/キムウォン、黒子沙菜恵、チェゼヒ
 音楽/宮嶋哉行(vl)
『沈黙』
 振付/チェゼヒ
 出演/ハンユキョン、チェソン、パクジュンヒョン、ソンインホ
 音楽/Giya Kancheli
『公演を願う即興』
 出演/キムウォン、黒子沙菜恵、チェゼヒ、趙アラ、林正美、ハンユキョン、チェソン、パクジュンヒョン
 音楽/イサンユン、櫻井武司(ディジュリドゥ