▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


Tokyo Dance Market 2009

2009年3月6日 14:00
@恵比寿・エコー劇場

ナチュラルダンステアトルに全開の拍手。楽しかった。何のキャラクターショーかというぐらいの衣装やメイクで、アートな人達はちょっと敬遠する作風なんだろう。でもこういう小さな子供からお年寄りまで楽しめるダンスエンターテイメントで、しかもダンサーのレベルが高くダンスファンも納得できるものを提供できるカンパニーはそうそうないだろう。あと、ダンサー川野眞子が超絶過ぎてクラクラした。個人的に今まで観たダンサーのなかでも3指に入るんではないか。すごい。

千日前青空ダンス倶楽部『水の底』の手鏡のシーンは、例えばオハッド・ナハリンの「アナフェイズ」が人々の口の端に上るように、今後も語り継がれるべき珠玉の舞踏。観てない人は観なきゃいかん。東京ELECTROCK STAIRS(KENTARO!主宰)みたいなHIPHOPベースの作品って、日本ではこれまであまりなくてキャッチーだけど海外ではどうなんでしょう。

千日前青空ダンス倶楽部 『水の底』(抜粋)
東京ELECTROCK STAIRS 『Wピースに雪が降る』(ショートバージョン)
ナチュラルダンステアトル 『ザビエル☆ザビエーラ』