益山寛司ソロダンスDomesticaPhysicalMachineNo.1
初ポコペン。谷町6丁目駅を降りてしばし、路地奥へ入ってゆきガラガラガラと戸を開けるとそこがポコペン。ふつうに長屋のおうち。カフェバーとはいえ、ふつうにおうち。遠くからやってきたミュージシャンが住んでいたりする、ふつうのおうち。まわりはふつうに住宅街なのに人集めてライブしたりする、ふつうのおうち。玄関を上がって八畳ほどのたたみのうえで今日は益山寛司によるソロダンスです。
益山寛司は劇団子供鉅人に所属する役者・ダンサー。ただいるだけでぐっと目を惹くパフォーマーです。まるで天野喜孝の絵から抜けて出てきたかのよう（前は「江戸時代の幽霊画から抜けて出てきたかのよう」と書いたな）。なにか常人とは軌を逸した存在感。ダンスの技術がどうのこうのの前に、ただフッと視線を動かすだけでも「うわ」ってなります。一部では無音ソロ。二部はコントラバスの宮田あずみ（おぉ！好き！）とのセッション。あったかいチャイをすすりつつ・・・。
出演：
益山寛司
宮田あずみ（Contrabass）
