▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


RED RABBIT REVOLUTION no.3

2009年4月24日 20:30〜all night
@CLUB SAOMAI(難波サオマイ)

ベルギーよりブラックライトオーケストラ、3年ぶり来日。僕は一昨年ブリュッセルで観て以来。これは行くでしょう。

少し遅れて着くとトップバッターのボイラーズ。チューバ高岡大祐とドラムスワタンベの即興演奏。まさにボイラーズという名前がぴったり。沸騰して弾ける音音音。初来日のTrio Valiz(トリオ・ヴァリズ)は紳士なおじさん3人組。アラブの民族楽器によるアンサンブル。これがものすごく良かった。アラブの音はいいよなあ。繊細深淵だけど高揚感がある感じ。

デグルチーニはソロで。というか、ここ最近一番衝撃を受けた情報・・・デグルチーニのバンド、解散したらしい。。ショック。。また集まって演ってくれること信じて待ちましょう。気長に。さて、ソロでのパフォーマンスもこれがまたおもしろい。さまざまな音の出るジャンクなガジェットを駆使して遊んでる。楽しい、かつ世界観はデグルチーニ。恐ろしくありつつ、明らかにかわいい。今回は波多野敦子のゲスト参加も!

ブラックライトオーケストラはお馴染みの曲達を。ダークかつポップ。独特なカタコト日本語のMCが懐かしかった。子供鉅人は、そんな渾沌とした空間をさらに幻惑する芝居を。名前わかんないけど(追記:公式サイトにプロフィールあった、樹木花香だ)ひとり女優さんで、すごい印象的な声の方がいていつも聴き惚れる。益山寛司のダンスもますます凄艶。あのイガキアキコも白塗りメイクでバイオリン。

丑三つ時あたりは来ていた知り合いの人とあれこれ話し込んですごす。今関西で一番注目している若手振付家は誰か?とかそんなメイニアックな話。朝方にはBED(エレクトロニカなアーティスト)の音楽につつまれてみんなフロアで寝ていた。あ、だからBED? そんな音楽との接し方もまた気持ちいい。という感じで盛りだくさん。たしか5時ぐらいまで。帰りに雨降りのなか自転車でズルーってコケて〆。

☆子供鉅人のサイトで当日のスライドショーが公開されてます

【出演】
 BLACK LIGHT ORCHESTRA(fromベルギー)
 Trio Valiz(fromベルギー)
 BOILERZ(高岡大祐 tuba × ワタンベ drums)
 デグルチーニ
 子供鉅人
 BED
 DJ moody北村、
 DJ Tampopo110