▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


高岡大祐 ベルギーモロッコ凱旋記念ソロライブ

08年12月25日 20:00
ポコペン(大阪・谷町)

クリスマスなのに仕事が山を迎えてしまい、やや遅れで着くと1部の後半あたり。でも観たかったカヴァルの演奏をばっちり観れた。こちらの旅日記の一番下のほうに出てくる笛がカヴァル。日本の尺八にも似たような楽器なのかな。吹き口などはほんとにただの筒で、なにも音を出しやすくする機構がついてるわけでない。少しナナメに構えて吹きます。ブルガリアなどの東欧〜中近東あたりの楽器らしい。最初、かすれ気味の音から徐々に鋭い音色に変化してゆくのが面白かった。同種の楽器がスーフィーの旋回舞踊にも使われたりするそうだ。薀蓄話も興味深い。そのあとには、さらに不思議な倍音笛(ばいおんぶえ)の演奏やもちろんチューバも。あとモロッコの鉄製カスタネットみたいな打楽器も。おもろ。

2部は数々の美味しいお土産にみなで舌鼓の大合奏。いい音鳴ってました。一部、悲鳴めいた音もしましたが(ハードコアなカビの味!)。クルマで数時間もかかる遠くから、このライブのためにやってきたという共にチューバ吹きのカップルさん(地元の吹奏楽団で演奏してるそう)と楽器談義をしたりと終電近くまで。来年2009年は僕もいよいよ楽器(アコーディオン!)始めようとまた思いを強くした、聖なる夜2008でした。

▼出国前のソロライブ
高岡大祐 独興(solo)@ポレポレ(08.10)