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2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


若松音楽塾 Vol.1 地球の聴き方教えます。アジア〜アフリカ音楽入門編

08年12月5日 19:00
@天ぷら若松(大阪・西心斎橋

天ぷら屋さんの2階座敷で音楽講義。小さなスペースだけど満員つめつめでした。映像などを見ながら、音楽ライターの吉本秀純氏とレコード屋店主にしてラジオパーソナリティなどもする丸橋基氏による楽しい解説に聞き入る。

アフリカ編、インド洋編、アジア編と予定を大幅に超える3時間。しかしこういうビデオ上映系のイベントって、かなりの確率で「ぐぐぐ、映らん・・・」ってトラブりますよね。そんな時の丸橋氏のリアクションが面白かった。

内容盛りだくさんだったのですが印象に残ったところを。。youtubeから探してきました(おんなじ映像ではないですが)。エチオピアMahmoud Ahmed(マハムド・アハメド という歌い手とEither Orchestra(こちらはたしか欧米のバンドだったと思う)のコラボレーション。



このパフォーマンスを受けて「演歌みたいですよね」というお話。そして、エチオピアではあのサブちゃんこと北島三郎が誰にでも知られているほどの人気歌手なんだとか。そうして「でもマハムドさんカッコいいよね」「J・Bですよね」「このへん日本の歌謡曲はちょっと道を誤りましたよね」「五木ひろしのファンクなんてものすごくカッコいいんですよ」と話がつづく。ほ〜。


あと、マレー音楽のDikir Kitaってのが面白い。


この座しての群舞&コーラス。これ見てたら何かに似てるなあと思ってくるんですが・・・日本代表サポーター?・・・この映像なんか(40秒あたりから)はもろそんな感じ。


他には“なんでもオススメコーナー”で紹介されてたWatcha Clan(ワッチャ・クラン)に一発でハマった。マルセイユを拠点にしているバンドで音楽的にはマグレブ(モロッコなど北西アフリカ一帯)やバルカン半島民族音楽を取り入れている。かっこいい。


しかしあれだな、ワールドミュージックなどにハマってCDとか買い始めると、これまたお金いくらあっても足らなくなるのがもっかの悩み。まあでも、コレクターになるんだったら、現地行ってライブで観るほうが絶対面白いだろうから、さあどこ行こうかなと妄想したりしています。モロッコから北アフリカ横断してエジプトまで行ったら、そこからバルカン半島まで飛行機でスグかな?とかね・・・。

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