レナード衛藤ライブ 「Blendrums」
06年7月
心斎橋BIGCAT
レナード衛藤(和太鼓)、菊地英二(ドラムス)、スティーヴエトウ(重金属打楽器)、上杉美穂(レオプロ/和太鼓)、秀(レオプロ/和太鼓・チャッパ)
かつぎ桶という太鼓の奏法があります。桶胴太鼓を肩からたすきがけに担ぎ、両手のバチを鮮やかに操り打ち鳴らす。その奏法を生み出したのが、このレナード衛藤。和太鼓音楽の新時代を切り開いた人。堤真一ばりのルックスで、軽やかに太鼓を打ち鳴らし舞う。
スティーヴエトウはレナードの弟。激かっこよかった。手足の長いすらっとした体にスキンヘッド。誰かに似てるな〜と思ったらハードコアダンスの大橋可也だ(スタイルはスティーブのほうがもっといいけど)。山海塾あたりにいてもOKな風貌。そんな人が、ドラム缶などの重金属をガンガン打つ。パフォーマティブで見ごたえ抜群。
あと菊地英二はイエモンのドラマーだった人ですね。上杉美穂と秀はレオプロというレナード衛藤のチームのメンバー。「Blendrums」というタイトルのとおり、いろんな太鼓楽器のブレンドという趣向。何でも叩けば音が出る。音が出ればリズムが生まれる。わーい。ドンドコ。そういう感じが伝わってくるライブでした。意外と皆、ひょうきんな人達なんですよね。子供のころは、お箸で茶碗やコップを叩いて同じことしてたんでしょう、きっと。
ライブ映像あり↓スティーブエトウのパフォーマンスを見よ!一瞬だけど。
http://eee.eplus.co.jp/leo-eto/top.html