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2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


京都精華大学アセンブリアワー講演会「身体表現の“場”について」《金森穣×石井達朗》

07年6月
京都精華大学 黎明館201教室

子供の頃からはじまり、金森を取り巻いていた“ダンスの場”についていろいろと。若い頃の話に時間取りすぎー、と思ったけどまあ大学生向けの講義なのでしょうがない。どちらかといえば、新潟市での取り組みについての話をもっと聴きたかった。

でもわりと、へーと思う話も多かったです。そもそもは、今のようなレジデンシャル・カンパニーという先駆的な取り組みの話では全然なくて、ただ「マスコット」として芸術監督就任を要請されただけだった、とか。若い頃の話では、やたらと「言葉が通じないのが辛かった」という事を強調されていて、ああ今、金森が言葉に拘るのは、その辺のトラウマが原因?などと思ったり。

その他、御多分にもれず金森穣も古武術にはまっているそうです。それから、聴講者からの質問タイムには、脳(心)と身体の関わりについてを研究しているという学生が複数質問に立ったりしていて、なるほどそういう研究テーマはやはり人気なのね。

また、けっこう衝撃的な発言も・・・。ちょっと、ここで書くのは止めておこうと思います。しかし、前も書いたけど、そういうクリティカルな情報の出し方はきっちりマネジメントした方がいいんではないかと・・・。たくさんファンがいるねんからさ。(公の事実ではないよな…?)

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