大阪プロレスのレスラーはJリーガー並?
上記でも取り上げた『悪役レスラーは笑う』で森達也が以下のようなことを書いている。
子供の頃からプロレスに偏執し、そして成長してからはテレビの世界に身を置いてきた僕としては、プロレスがテレビに依存せざるを得ない今のこの構図については、少しだけ複雑な思いを抱いてしまう。(森達也『悪役レスラーは笑う』p159)
どうなんでしょうね。テレビの影響力の絶大さは認めるところですが、そこまでテレビに依存しないでも、きちんとやっている団体も出てきているようですし。
最初の2〜3年は赤字経営でしたけど、今は黒字に転換できて、税理士さんに決算書なんかをみせても「メチャメチャしっかりしている」っていわれますから。
(中略)
プロ野球選手のような給料は渡せなくても、Jリーガー並の給料は渡さないとプロレスラーとして恥ずかしい。
などと語っている。Jリーガーの給料といってもピンキリですが、少なくとも大阪プロレスが一企業として恥ずかしくないレベルで安定経営されているわけで。で何が言いたいかというと、舞台芸術業界だってこのようなところから学べる事がいろいろあるはず。ということで以下必読。
*大阪プロレスにみる地域密着の尊さ
http://allabout.co.jp/sports/prowrestling/closeup/CU20060110A/
*デルフィン社長の飽くなき挑戦(上)
http://allabout.co.jp/sports/prowrestling/closeup/CU20061225A/
*デルフィン社長の飽くなき挑戦(下)
http://allabout.co.jp/sports/prowrestling/closeup/CU20061227A/