大阪プロレス 高石大会（8周年記念興行）

07年5月
高石アプラホール

なにかと言うと新日本プロレスに行きたがる友人がチケットを手に入れたとのことで、お誘いいただき観に行ってきました。dBでダンス観てるときに、よくリングアナのコールが響いてくるのを耳にしていましたが、ついに初・大阪プロレスです。難波から南海電車に乗って高石へ。駅前にある、市の施設などが入った建物内のホールが会場です。

でこれがびっくり。プロレスを行う会場なんやからもちろんアリーナ形式のホールかと思っていたら、フツーの劇場でした。いわゆるプロセニアムってやつです。さすがに舞台上は使わずに、前列の平らな所の席を潰してリングを設置。左右サイドにだけ5列程度の客席を作って、あとは劇場の客席を利用しています。

わかりますでしょうか？このシチュエーション。つまり、普段ダンスを観てるのと同じような目線でプロレスを観れるという、なんとも刺激的な空間になっています。う〜んさすが大阪プロレス。

大阪プロレスは、プロレス団体としては初めて常打会場を持ったり（dBなどと同じくフェスゲ問題により7月以降どうなるのか･･･）、経営的にも株式公開を目指していたりと、なかなか興味深い団体です。

リング上ではルチャ・リブレというメキシカンスタイルのプロレスを基本に、吉本的な笑いを取り込んだエンターテイメントをやっています。えべっさんやくいしんぼう仮面やタイガースマスクといったファニーなマスクマンに、ちびっ子の声援が飛びまくるという素敵な団体です。ほんとに子供多い。

たった5試合だけなのですが、正味2時間ほどばっちり楽しませていただきました。ちなみに冒頭の選手入場での“マイクで一言タイム”は恒例なんかな？ いちばん印象に残った。演出のノリが「8時だョ全員集合」かなあ？･･･なんかあのあたりの古き良きバラエティ番組の匂いがして良かった。