日独共同制作作品 笠井叡振付『蜃気楼 Das Schinkiro』
2006年1月
伊丹アイホール
笠井叡は観るの初めてです。なるほどすごい。綺麗にしか動きようのない身体になってしまっているのだろう。「至芸」って感じ。
一方、その他のダンサー(オーディションで選ばれた外国人)は…、ん〜…。見た目はフォトジェニックな感じでいいけど…(止まってるシーンでいいのが2つほどあった)。でも、動くとなぁ…。終始ばたついてる感じがする。私の頭の中では「ジタバッタすっるなよ♪」(byシブガキ隊)ってフレーズがリフレインし続けていたし。
例えば、速い動きをしていても、全然良くないのです。急いでるだけにしか見えない。カラダの操作が雑なんだなあ。このへんはレースと一緒ですね。速く走ろうとしてるのはわかるけど、それはただ急いでるだけで、実際タイムは出てないよ、という。速いレーサーは、ほんとに丁寧。そして美しい。