イデビアン・クルー『コッペリア』
2001年7月
びわ湖ホール 中ホール
様々な振付家も挑んでいる古典バレエの名作『コッペリア』を井出茂太が振付。ゲストダンサー(コッペリア役)には山海塾の岩下徹。僕の舞台鑑賞歴を紐解けば、このイデビアン・クルーが初めてのコンテンポラリー・ダンスと言える(ことに今気づいた。その前に観てるのは維新派、大駱駝艦、山海塾、ダムタイプなので)。
ほう、これがコンテンポラリーダンスか〜なんてのんきに観てたような気がする。もちろん初心者は初心者で楽しめて観れる舞台だし、実際に群舞のシーンとか「おぉ!」とか思って観てたけど、今思えばやっぱり見るべきところは見れてないなと。あの動きのディテールまでは見れてない。
どのような観点から作品を観てるかで、人それぞれだと思うけど、僕はとにかく「動き」が見たくてずっとコンテンポラリーダンスを見続けている。で、やっぱりその「動き」を見る目はたくさん見れば見るほど、どんどん鍛えられていくというか、感覚が鋭敏になっていくものなんです。そうなると、コンテンポラリーダンスはますます面白く観れるようになります。そういう経緯で、コンテンポラリーダンスにはまってるのです。解った?
以前に書き込んだイデビアン・クルー
・『関係者デラックス』(id:cannon26:20041206#p1)