今貂子+倚羅座『世界という牡蠣をこじあけて』
2001年10月
トリイホール
劇場は超超小スペースでアングラな雰囲気。踊りもいわゆる暗黒舞踏なわけでアングラ。。でも客席は少しアットホーム?な空気。聞こえてくる会話から、演者とごく近しい関係の人が多いことがわかる(友人とか)。まあ、ダンスの公演では珍しい事でもないけど。
舞踏、好きです。世界に誇れる日本オリジナルの芸術表現。その事を知っている日本人がどれくらいいるのでしょうか。「舞踏会」とかの「舞踏」じゃないよ、念のため。本屋ぶらついてたら、こんな新刊本が出てました→『舞踏大全―暗黒と光の王国』原田広美著/現代書館ISBN:4768476805。500ページ、5000円を超える大著です。網羅っ!って感じの本です。
作品について>たしか女性ばかり4、5人の出演。海の中のイメージ。貝とか海月の戯れ。
…戯れ…、舞踏を一言で表せと言われたら「戯れ」かな?どこかほほえましいところがあります。群舞は特にそう(このカンパニーに限らず、山海塾も大駱駝艦も)。