▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


今貂子+倚羅座『世界という牡蠣をこじあけて』

cannon262004-09-23

2001年10月
トリイホール

劇場は超超小スペースでアングラな雰囲気。踊りもいわゆる暗黒舞踏なわけでアングラ。。でも客席は少しアットホーム?な空気。聞こえてくる会話から、演者とごく近しい関係の人が多いことがわかる(友人とか)。まあ、ダンスの公演では珍しい事でもないけど。

舞踏、好きです。世界に誇れる日本オリジナルの芸術表現。その事を知っている日本人がどれくらいいるのでしょうか。「舞踏会」とかの「舞踏」じゃないよ、念のため。本屋ぶらついてたら、こんな新刊本が出てました→『舞踏大全―暗黒と光の王国』原田広美著/現代書館ISBN:4768476805。500ページ、5000円を超える大著です。網羅っ!って感じの本です。

作品について>たしか女性ばかり4、5人の出演。海の中のイメージ。貝とか海月の戯れ。

…戯れ…、舞踏を一言で表せと言われたら「戯れ」かな?どこかほほえましいところがあります。群舞は特にそう(このカンパニーに限らず、山海塾大駱駝艦も)。