▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


ロメオ・カステルッチ『Hey Girl!』

2009年3月13日 19:30
@西巣鴨創造舎

話題のロメオ・カステルッチ。期待に違わぬ鮮烈衝撃の時間だった。ダンスでも演劇でもなくパフォーマンス的要素の強い作品。溶ける身体。そこから裸で這い出てくる少女。手鏡に光。巨大な剣。焼け焦げる旗。激しい閃光。暗闇のなかの群集。袋叩き。肥大化した顔。黒人女性。鎖。爆発するガラス。シルバーに塗られる身体。立ち上がる絵画。・・・圧巻のイメージが、イメージだけでなく観る者に生々しい感覚として直撃してくる。強い。