▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


WTCC初来日を観てきた(10月26日@岡山国際サーキット)


WTCCというのはワールド・ツーリングカー・チャンピオンシップのことでして、フォーミュラ1WRCと並んで、世界の自動車レースの元締めであるFIAによって最高の格式を与えられた選手権のひとつ。しかもバトル頻発の喧嘩レースを、数々のスタードライバーが繰り広げるとあって、興行的にも大きな成功を収めているレースカテゴリーです。

現在の参戦メーカーはセアト、BMW、シボレー、ホンダ、ラーダの5メーカー。ドライバーには、アレックス・ザナルディ、ガブリエレ・タルキーニ、ニコラ・ラリーニといった元F1ドライバーから、イヴァン・ミューラー、アンディ・プリオールなどのツーリングカーのスペシャリストまでツワモノ揃い。そして今回、日本戦のワイルドカード枠として織戸学青木孝行らが参戦。

決勝当日はウェットコンディションにも関わらず、よくもまあ岡山の山奥にこんだけ人が集まるもんだという賑わいでした。日本ではJTCCの消滅以降久しく途絶えてしまった、ハコ車によるガチンコスプリントですからね。スタート直後の1コーナーなど、4台5台が横並びで突っ込んでいく様は圧巻。そして、そのまま最後まで超接近戦が続くんですから、これはおもろい。

結果がまた、第一レースはリカルド・リデル、第二レースはトム・コロネルが獲るという日本のファンには嬉しい展開。共に、過去日本のレースで活躍していたドライバーです。大・成・功〜って感じのイベントでしたねえ。来年の開催も決定してるようですので、ぜひ続いて欲しいもんです。そういや現場にニッサンの首脳陣の姿も見えましたが、ホンダ以外の日本メーカーの参戦も期待です。



霧煙る岡山の森とサポートレースのフォーミュラV6アジア。



1コーナーからホームストレートを望む。



近藤真彦。YOKOHAMAタイヤのゲスト&TVの仕事で来てはりました。



レース後に闘い終えたマシンが並ぶコース上に入れた。



ディーゼルパワー!!



小突き合いの跡。



整備中。セアトのこのクルマ、うしろ姿がかわいい。