シンポジウム 舞台上の『身体』と『言葉』
08年3月
@京都芸術センター
アフタートーク的なものをイメージしてたら、かなり長時間のがっつりしたシンポジウム。本公演は演劇計画2007という京都芸術センターの長期企画の最後を飾るプログラムということもあり、シンポジウムまでけっこうな熱気にあふれるものでした。客席にも著名な演出家の顔がちらほら。細かい内容はほぼほぼ忘却してしまいましたが、「舞踏の言葉はハリウッド」by山下残は記憶に残った。ただ全体を通しては「身体と言葉」というよりも、上にも書いた“観客に与えられた「見る」という行為の断絶”という部分にフォーカスされた話が多かったと思う。パネリストがダンス批評家と映像作家だからね。
ライブとしての舞台表現に現れる「身体」と「言葉」は、現在どのような可能性を持ちうるのか? 今回の演出作品『It is written there』を起点に、舞台上の「身体」と「言葉」のアクチュアリティーについてさまざまな角度から考えます。
パネリスト:
武藤大祐(ダンス批評家)
山下残(演出家)
木村隆志(REM SKETCH/映像制作)
司会:
森山直人(演劇批評家/京都造形芸術大学 准教授)
http://www.tp-kac.com/KAC_TP_j_zan.html