▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


Michael Clark Company 「Stravinsky Project」

Dance Umbrella 2007
07年11月
@Barbican Theatre

わりとよく聞く名前だけど、具体的には何も知らないまま観ていたら、最後はいつのまにか寝ていて、拍手の音に目覚めたら、コンドームのオバケみたいなのがいてビックリした。

バレエ界の“堕天使”“アンファン・テリブル”マイケル・クラークは13歳で名門ロイヤル・バレエ学校に入団したが、 1984年、弱冠22歳で自身のカンパニーを立ち上げ、“パンク・バレエ”とも称された作品を発表した。イボイボや注射器のついたタイツやお尻丸出しのチュチュ。イギリスのストリートファッションやクラブシーン、最先端の音楽とのコラボレーションは挑発的でありながらエンターテイメント性の高いステージを生み出し、クラークは一躍時代の寵児となった。
http://www.ufer.co.jp/eurospace/films/MK.html

これが80年代の話だというから、もう大御所。パンク・バレエか。便器のかぶりもの(筋肉マンにでてきた便器マンそのもの)で踊ったりしていたのですが、客の反応も中途半端で「あーあースベってるやん」と思って観ていた。2幕目は「春の祭典」への振付。これがシンプルでわりとよかった。しかし衣装が完全にひと昔前な感じで、あぁもったいないなあと思った。

Stravinsky Project
『O』(Apollo
『Mmm...』(The Rite of Spring:春の祭典
『I Do』(Les Noces)