▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


クイーンズフェリーへサメと橋を見にいくの巻

いよいよエジンバラ最終日。ロンドンへは今夜の夜行バスを使うので、丸1日時間が空く。ホステルをチェックアウトしたあと、とりあえずバスステーションのロッカーに大きな荷物を預ける。せっかくのオフなので、今日は観光気分でエジンバラを観てまわろう(今までは何やったの?)。入場料を取られるという理由で、まだ入っていなかったエジンバラ城へも、やはり行っておかなくては。無料で置いてある観光ガイドをペラペラめくりプランを考える。カールトン・ヒルホリールードハウス宮殿など、押さえるべき観光スポットはけっこうある。まあ1日あることだし、のんびり見て回ろう。

と、思ったその時!! 私の目に飛び込んできたこのロゴマーク!! 視界を横切る鋭利な魚影!! シャーーク!!!

スコットランドのシャークキャピタルですよお客さん。これはもう、無類のサメ好き人間としては、行っておかないといけないでしょう。ということで急遽、ここへサメを見に行くことに。調べたら電車で2、30分で行けるところでした。

そして私をさらにエキサイトさせたひとつの事実。なんとこの水族館は、Forth Bridge(フォースブリッジ)のたもとにあるのです!! あぁ運よすぎ、俺。というかフォースブリッジってこんな近くにあったのか。ナショナル・ミュージアムの展示で見て、行きたかった場所。無類の橋好き人間としては、これはもう見ずに死ねるかクラスの橋でしょう。(写真は1ポンド硬貨に描かれたフォースブリッジ)

ということで出発です。エジンバラの起点、ウェイバリー駅から目的の駅まで、ひととき“世界の車窓から”気分を味わう。電車は、当のフォースブリッジを渡ってすぐに、目的のノースクイーンズフェリー駅へすべりこむ。小さな無人駅を出て、まずは水族館を探す。駅前にただひとつ佇む商店に入り“Where is …”と切り出すと、“DEEP SEA WORLD?”とこちらが口に出す前に言い当てられた。あるのはその水族館と橋の眺めだけの、ほんとに小さな町なのだ。その昔、スコットランドの女王が船を接岸させたことからクイーンズフェリーと名づけられたそう。今はのどかで、そして少しうら寂しい港町である。

水族館へは徒歩15分ほど。すでにフォースブリッジの威容が町の背景を描いて圧倒的に迫りくる。水族館はまさにその橋が海に突き出るその真下に位置する。さて、一体どんなに素晴らしいサメたちのめくるめく世界がそこに待っているのだろうか。なんといってもスコットランドのシャークキャピタルである。スコットランド近海なんて、ものすごくかっこいいサメとかいそうだ。さぞかし、、、

(疲れたので今日は終わり)次号を待て!