Biuro Podrozy『Macbeth: Who Is That Bloodied Man?』

Edinburgh Festival Fringe
07年8月
＠Old College Quad

ストリートで歩いているこの↓人たちを見て、気になっていた劇団。fromポーランド。

最後の最後にショボいので終わったら嫌やなあと思っていたのですが、どっこいとても良かった。野外で派手にぶちかましてくれて、例えるなら維新派体験のようなスペクタクルな観劇でした。

大学の古い校舎が取り囲む中庭のようなところが舞台。地面は荒い砂利。篝火が不気味に揺らめく黒い柱が数本。オートバイが爆音を轟かせて旋回。高足・黒ずくめの者々は、カラカラとけたたましい音を立てて現れる。大音量の音楽が夜空に響く。パラパラと降る小雨が照明に照らされて綺麗。トーチの炎もあちこちで危なっかしく飛び交う。そんな場所でカラカラと車輪を転がして遊ぶ子供。ガシャンガシャンと動く鉄製の素朴な舞台美術。高足と戦う戦士。子供と遊ぶ戦士。燃え盛る炎。燃え崩れる炎。ところでマクベスってどんな話？　いやいや分からずとも、圧倒的に吸い込まれる世界がそこにはありました。

高足が戯れてるポスター、すごく欲しかったけど荷物増やせないので諦める。部屋に飾りたいよな。かなりかっこいい↓（トレーラー映像もあり）
http://www.teatrbiuropodrozy.ipoznan.pl/