▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


踊れ、哀しきモンスター

にしても人間って、私達は見慣れすぎてるからわからないけど、改めて見るとびっくりするほど異形だしグロテスクな造形です。魚なんかのシンプルさと比べると特に。魚から人間を見たら「なんじゃこの気持ち悪いやつらわ!!」ってなるでしょうな。
http://d.hatena.ne.jp/cannon26/20061122#p6

先日の「爆笑問題の日本の教養」NHK)は観ましたか? 私は見逃した……(たぶんこの番組はDVD化されるだろうからそれを待とう)。遠藤秀紀という解剖学者さんでした。この人の下記の本、人間の身体に興味のある人は面白いと思います。異形というか、そもそも失敗作だったのね。

人体 失敗の進化史 (光文社新書)

人体 失敗の進化史 (光文社新書)

この二足歩行の動物は、どちらかといえば、化け物の類だ。五〇キロの身体に一四〇〇ccの脳をつなげてしまった哀しいモンスターなのである。(p218)