猫ままニーチェとモダンロマンチカバンド／LA MITAD

07年7月
弁天町 SOUNDBAR吟遊詩人

「猫ままニーチェと〜」ってバンド名がええなあと思い足を運んでみる。思ったとおりええ感じのバンドでした。しかしメンバー若くてびっくり。平均年齢21才ぐらいらしいです。弦楽器に男２、ピアノとドラムとヴォーカルは女の子。昭和歌謡やキャバレーミュージックを演ります。youtubeにありました↓↓

カバーだけでなくもちろんオリジナルも。youtubeにも他に3曲ほどUPされてます。ヴォーカルの椿リカは、例えるなら椎名林檎とYUKIを足して割ったような歌い手。エキセントリックキュート。あと表情、というか目、から醸される、世の中に対する態度、のような雰囲気が、とある超絶ダンサー（振付家）にとても似ていた。才能かどうかは分からないけど何かしらある人だと思う。ところで、上に貼った「黒猫のタンゴ」のビデオの最後のほうに少し聴こえますが、ベースの男性のコーラスの声がなんかすごく昭和モダニズムっぽい。これは磨いてほしい。

かわってLA MITAD（ラ・ミタッド）はベテランの集まったフラメンコやタンゴがベースのインストバンドです。ドラムだけはピンチヒッターということで太田ピカリが急遽登板（おぉラッキ〜、すごくかっこいいです）。あわせての練習もあまりできなかったようで、なかなかスリリングな演奏（あれ？いまミスってる？っていう）もあって、それはそれで面白かった。

猫ままニーチェとモダンロマンチカバンド
　椿リカ：vocal、Jossy：piano、ラビット：violin、ふじむらたつや：bass、わだゆみ：drums
LA MITAD
　柴田奈穂：violin、西本諭史：guitar、木内健弘：bass、太田ピカリ（GUEST）：percussion