▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


Dance Circus 39(3日目)

07年7月
Art Theater dB

双子の未亡人『ノリコボレル』。びっくりするわ。dBの小さな舞台に50人近い出演者がボレロにのって現れスローな群舞。全員ではないと思うけど、ほぼほぼが京都で活動しているパフォーマーか。中には伊波晋、野田まどか、大歳芽里など名の知れた踊り手も多い。クレジットには「出演:ノレるだけ」という、なんだかんだ底知れない京都のパワーに圧倒されました。ちなみに、双子の未亡人はモノクロームサーカスのメンバー荻野ちよ、佐伯有香によるユニットです。にしてもタイトルは『ノリコボレロ』にしてほしかったなぁ。

村上和司は踊り続けている「RED MAN」の07ver。日本人離れしたルックスと筋肉質な身体で、かなり男前なのにどこかズレたパフォーマンス。身体の動きもいいし一見の価値ありです。

瀧瀬麻衣 『Edge』演出・振付:瀧瀬麻衣 出演:渡邊智美
鈴木知子 『イチリン』 作・出演:鈴木知子 
松本芽紅見 『ハネノアト』 作・振付:松本芽紅見 出演:植木明日香
村上和司 『RED MAN 2007』 振付・出演:村上和司
双子の未亡人 『ノリコボレル』 作:双子の未亡人々 出演:ノレるだけ

今気づいたけど振付家と踊り手が別々のソロ作品が2つもあるなぁ。で、やっぱり振付家の名前がメインでクレジットされるほうが多数派。(こっちは少数派