京都の暑い夏2007 ビデオサロン「地域のダンス」
07年5月
京都芸術センター 大広間
前半は、“かつては共同体内で機能していたダンスが劇場に入ってどのようなコミュニケーションのかたちをとってきたか”みたいなテーマでジョン・クランコ、クルト・ヨース、ピナ・バウシュからモノクローム・サーカス、graggio、j.a.m.Dance Theatreまで。
j.a.m.Dance Theatreの『フィカスと虫、フィカスとロコモス、』は劇場で最初に観たときよりも今回映像で観る方がなんかいい感じだった。上から観たいと思ったのと同じかも。舞台と同じ地平で観るよりも、少し落差が欲しい。なんでかと考えると、j.a.m.Dance Theatreの作品は、共通していつも何か“世界の底”のような所を舞台にしているように感じられるから。底なのでちょっと俯瞰で見たいわけだ。(そのj.a.m.、書けてないままですが連休中には書けるかな)
後半はゲストに山下残を迎えて、その作品群を振り返る試み。不幸なことに山下残は見逃しまくってるので、非常に有難い。当然、振付/即興のことなども話題にのぼり面白い。「わ〜帰ったらブログに書こー」と思って興味シンシンで聞いていたのですが、これまた不幸なことに一番頻出していたキーワードをあろうことか忘却した。阿呆である。メモせいという話である。たぶんlog-osakaで詳細なレポートが出るであろうから、それを待ちましょう。思い出したら書きます。
その他、勘違いをひとつ改める事ができました(川崎歩は男性という事)。あと、せっかくリラックスできるようにしてあるので、どうせならがっつり3、4時間は欲しいぐらいだなあ。
※6日(日)に第二回もありますよ