▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


アートキャバレー#6 新世界ベルベットフィーバー

cannon262006-12-23

06年12月
Art Theater dB

生ピアノが流れる劇場に入ると、ボックス席が小さなステージを取り囲む一夜限りのキャバレーに。しげやん(このお店の支配人である「マダム・ド・ナニワ・しげ」ですが)も普通に接待していて思わず笑った。

Shu Wunによるポールダンスで幕開けです。美人です。エロくて綺麗。ポールダンスは初めて観た。手の皮とか厚くなるやろうなぁと思いつつ、空中に軽やかな弧を描いてゆく優雅なパフォーマンスに見とれてしまいました。もっとアクロバティックなのかと思ってたけど、たしかにサーカスではないからね。

お客さんのカラオケをdBのダンサーが盛り上げるカラオケダンスや、お腹が少し大きくなってきているしげやんの静かなソロなどを挟んで、渡辺理緒のセクシーアートダンスへ。

渡辺理緒は十三ミュージックなどで活躍した元ストリップダンサーとのこと。引退した今もセクシーアートダンスを旗印にパフォーマンス活動を行っているそうです。今後も注目。さて今回は、女の情念(?)の宿るドラマチックなパフォーマンスでした。脱ぎませんが、白いワイシャツを濡らして透けさせるなどツボはしっかり(?)押さえています。終わったあとしげやんは「理緒さんのダンスを観るとなんかいつも涙ぐんでしまうんです」と言っていましたが、たしかに男性より女性に届くダンスだと思った。

そして再びShu Wunのポールダンス、そして全員出てきてフィナーレ。楽しかった。ところで、渡辺理緒やShu Wunに負けず劣らず艶かしい踊りをしていた佐藤健大郎もひそかに見所でした。

年明けてからここdBで、渡辺理緒の公演(1/7)、佐藤健大郎も出るDance Box Selection(1/17-18)とあるので見逃せないです。

■ディレクター
北村成美
■出演
マダム・ド・ナニワ・しげ(支配人ダンス)
しげメイツ(接待ダンス) ミキ、ウエッキー、マヤ、トモゾー、他
マリオとケンタロウ(バーテンダンス)
Shu Wun(ポールダンス)
渡辺理緒(セクシーアートダンス)
飯島秀司(ピアノ&唄)