現代芸術創造事業「ダンスアーカイブ in 大阪」(報告会&座談会)
06年10月
Art Theater dB
① 「ダンスアーカイブin大阪」設立報告会
② 座談会「関西コンテンポラリーダンスシーンの足跡と現在を通して見る理想の10年後」
座談会参加者:
久野敦子 (財)セゾン文化財団 プログラムディレクター
浅野泰生 アーティスト
佐藤健大郎 アーティスト
倉知桂子 Damda! 代表/DANCE BOX ダンス・アーカイブ担当
大谷燠 NPO法人DANCE BOX理事長
+NPO法人DANCE BOXスタッフ(文、横堀ふみ、竹ち代毬也、塚原悠也)
堺から高速飛ばすも少し遅れて最初のほうは聞けなかったけど、まずは「ダンスアーカイブin大阪」についてDamda!の倉知桂子より説明。とりあえず、Damda!ってこんな方が率いているのか。わりと若い女性。かっこいい企画をアグレッシブに連打してるDamda!のイメージとはちょっと違ってて意外でした(でもこのあとの座談会での一直線な話しぶりで納得)。
映像、チラシなど、ダンスボックスの10年間をアーカイブ化していくということで、今後どう具体的にアーカイブされて、それを私達ファンがどう活用できるのか?など注目です。ところで、アーカイブって一時期すごく流行ったけど、最近はめっきり影が薄くなってます。数々のアーカイブプロジェクトは今どうなってるんでしょう。粛々とアーカイブされてるんかな?止まってるとこも多々あったりして…。時間できたら調べてみよう。
続いて座談会。出席者それぞれのダンスとの関わり、ダンスボックスの歴史などについて。やっぱ舞踏の影響の大きさはすごいな、と。あと、大谷燠がダンスについて語るときの「芸能性」という観点が、個人的にすごく好きです。コンテンポラリー・ダンスの業界で、こういう視点を常に持っているプロデューサーって他にあんまりいないのではないかと思う。