チェルフィッチュ『体と関係のない時間』
2006年9月
京都芸術センター フリースペース
同センターで開催中の「Freeing the Mind、抽象再訪」という展覧会に絡んだ企画。上演された作品もいつものチェルフィッチュではなくて、とても実験的なものでした。セリフが切り刻まれて断片的に(しかもポツポツと)しか発せられない。ひと言ひと言をその空間に沈めていくような、、とでも言おうか。基礎のうえに家の間取りだけが取り残されたような舞台(小山田徹による作品)の上、蛍光灯の光の下、ぼんやりと不穏な空気が淀み溜まってゆく。。
100%ストーリー的なものを追う意思のなかった私ですが、そんな感じを受けました。身体的には特に面白くはなかったです。