銀幕遊學◎レプリカント『ミカドロイド-IBMマシンの夜に取り憑くロボットの夢-』
KAVCチャレンジシアター'05-'06
06年6月
神戸アートヴィレッジセンター
おー、これが「アスファルトオペラ」。なにわともあれ、パフォーマーのレベルが低すぎてキツイですね。振り付けも浅い。全体の構成もぼちぼち。でも、ビジュアルやら世界観やら音楽やらは、かなりグッときます。維新派とかパパ・タラフマラが好きな人は、いいと思うんじゃないでしょうか。でもやっぱり、維新派やパパタラの域に行くには、パフォーマーの身体そのものが生み出す迫力、世界、クオリティがねー。なんとかがんばってほしい。台本・楽曲・舞台効果として主宰の佐藤香聲がクレジットされているが、振り付は特にクレジットされていない。誰がつけているのだろう。そのへんカッチリやっていった方がいいと思った。ちょっとセクシー系の振りなどは残しつつ。あと「銀幕遊學◎レプリカント」って名前も、変えてもいいかもしれない。今後もっと素晴らしいものを見せてくれる事を超期待しとります。