▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


BONZIN/ageha「身体改造パフォーマンス」

トーク&パフォーマンスイベント「呪術対美術」(モデレーター:樋口ヒロユキ
06年6月
大阪造形センター

これ。
http://bon-zin.jugem.jp/?eid=8
http://www1.odn.ne.jp/~nekonoko/200663.html

切ってたのね・・。刺してたのね・・。たしかに血がだらだら出てた。ずっとタトゥーを入れているのだと思って見ていて、「へ〜、タトゥーってけっこう血ィ出るんや〜」などと思っていたのですが、実際はタトゥーではなく、カッティングというそうで、つまり切っていたと、皮膚をね。ちなみにBOZINのサイトを見てみると、まっだまだ強烈に凄惨な世界が繰り広げられています。

まあでも、今回のイベントの中では、最も呪術濃度高かったです。けっこう呪術がらみで身体を傷付ける民族って、たくさんありますよね。タトゥーにしてもピアスにしても、今でこそファッションですが、そもそもは呪術でしょう。その辺り、興味深いとこです。

40分ほどの「ショウ」が終わると、なんと写真撮影OKってことで、生身オブジェと化したagehaに携帯カメラを向ける人人人。その光景がある意味一番おぞましい、と言えなくもない。