2005年を振り返る
印象に残ってる作品をいくつか挙げてみよう。特に順位はつけない。とりあえず、これだけ観た↓。
http://cannon26.net/mokugeki.html
やはり黒田育世が岡山は上之町會舘で踊った『モニカモニカモニカ』が最も印象的。作品そのものの評価だけではなくて、観劇行為全体を含めた体験として残るものがやっぱり強いですね。こういう企画は今後も期待。もちろん作品というか、黒田の踊りは強烈だった。
辺鄙な漁村で観た「安乗人形芝居」も印象深い。夏休みにぶらぶら旅してるときに足を伸ばして観ました。あと伊勢神宮であった日本太鼓祭もよかったなあ…。って書いてるとコンテンポラリーダンスが出てこない(笑)。ぶっちゃけ旅してたいんですな。
そうそう、サシャ・ヴァルツ&ゲスツの『d'avant』(びわ湖ホール)は良かった。まだこんなに新しいダンスがあったのか!!っていう驚き。あれは傑作だった。あと強烈だったのがNoism05『Triple Bill』(シアターBRAVA!)で黒田育世が振付けた作品で40分踊り続ける金森穣。それから向雲太郎『The Jar Odyssey Ⅲ』(Art Theatre dB)も傑作だったなあ。
他にはローザス『Bitches Brew/Tacoma Narrows』(びわ湖ホール)はかっこよかった。「GUYSⅢ」(大阪現代演劇祭〈仮設劇場〉WA)も楽しかった。ソロダンサーでは先日、吾妻橋で観た康本雅子。他にも、福岡まな実、砂山典子、重森一は鮮烈だったなあ。
こんなとこかな。