月9「エンジン」②
自ら企画書持ってスポンサー営業を行うキムタク。他のスポーツではあんまりないシチュエーションかもしれないけど、レースの世界ではけっこうフツーの話です。速いだけじゃ、レーシングドライバーは務まらない。いくら速くても、金がないと車は走らない。ちなみに、今F1で走っているドライバーも、その多くは自らの個人スポンサーをチームに持ち込んで雇われているペイドライバーです。そのへんのレースの世界を描こうとしてるのでなかなか面白い。
印象に残ったセリフをいくつか。古巣のF3チームに再三アプローチするキムタクだけど、すでにチームにはスポンサー付きの若いドライバーがいて相手にされず。チームマネージャーの岡本綾との問答での「あいつのスポンサー契約料いくら?」というキムタクのセリフがGOOD。
あと、「フォーミュラカーは一周走らせるのに300万円かかる」(岡本綾のセリフ)。F3の話かな?もうひとつ、レーシングドライバーの社会的地位について「むこう(欧州)は貴族、でも同じ族でも、こっちじゃ暴走族」に笑った(まあ錯誤的な部分もあるけど、この理解でOKだと思う)。