パパががががに〜に
今日の朝日新聞夕刊にコンテンポラリーダンスの記事が載ってます。“笑いとダンス”というようなテーマで、イデビアン・クルー、コンドルズ、北村成美が取り上げられてます。
同じく“笑いと現代音楽”の方ではなかなか面白そうな音楽家が紹介されてます。川島素晴。作品のひとつ『パgani蟹』はこんな感じ。
奏者が左手の甲にカニの絵を描いて登場。右手に持った弓が、楽器の上を這い回る左手のカニと追いかけっこをする。パガニーニの「カプリース」をもじった旋律、楽譜には「カニのように」と指示が書き込まれ、リズムもタ、タ、タ、タと横歩きめく。そのうちに奏者が口で「パパ」「がががが」「に〜に」と、コントラバスの奏でる音を模倣し始め…。
観たい!「音楽は本来、パフォーミングアーツ。聴覚だけの芸術ではない」と「演じる音楽」を掲げ活動。いいね。川島素晴。要チェック。