住吉踊り
上方落語一心寺亭
2005年1月
一心寺シアター倶楽
もとは住吉大社(大阪)で行われた田植踊で、その後江戸時代から幕末にかけて大道芸に取り入れられて流行る。「かっぽれ」とも言う。これに「豊年踊」や「深川節」を加え間に即興的な茶番劇を差し挟んだものが、吉原の幇間芸(≒宴会芸)となり、さらに明治中期からは寄席にも取り入れられる。
三味線と太鼓を伴奏に、群舞とソロを織り交ぜて。みなさんキャラが立ってるので、面白い。染丸はシュッとした踊り。染二はキッとした踊り。生喬は踊れなさそうな風貌なのにけっこういい踊り。つく枝はズレて笑いがおこる。染雀は艶やか。笑丸はバック転を披露したりと若い。個人的には染雀の動きが良かった。