▼このブログについて(更新停止中)
2004〜2009年夏頃までの関西のコンテンポラリーダンス公演をメインとした目撃録です。その時期に関西であったコンテンポラリーダンス公演の8割方は観てると思います。その他、民俗芸能、ストリップ、和太鼓、プロレスなども。2000年の維新派『流星』から見始めて、多い年は年間270本。2007年は、エジンバラフェスティバル、ダンスアンブレラなど半年に渡る欧州漫遊の記。2010年以降もぼちぼち劇場には出かけていますが、更新する時間はなくなり現在放置中のブログです。


大駱駝艦『壺王』

cannon262004-11-27

2004年11月
なら100年会館 大ホール

いつもと違う劇場で見ようと、こないだの吹田メイシアターをスルーして、なら100年会館まで観に行った。

なにこれ、すげぇ。古代遺跡か巨大艦艇か、みたいな。こんな劇場あるなら、もっとダンス公演もやってほしい。実はびわ湖ホールより交通の利便性いいし。ちなみに麿赤兒の故郷ということもあっての今回の奈良公演だとか。

『壺王』(つぼのおおきみ)。駱駝の公演はこれで5作品目の鑑賞になるけど、こうなると自分自身の駱駝に対する鑑賞姿勢がマンネリ化ぎみで(作品がマンネリズムに陥ってるかどうかはともかく)、まあ、面白く観てるのは観てるんですけど、「さて、それでOK?」と自問する。んー、駄目駄目ぇ。もっと強烈な大駱駝艦を観たいです!

あと、動きが雑で粗い人が目に付く。動きを合わせるところが合わないのも気になる。

以前に書いた大駱駝艦
・『完全なる人人』id:cannon26:20040911
・『泥芸者』   (↑同上)
・『魂戯れ』   (↑同上)
・『海印の馬04』 (↑同上)
・(壺中天)『2001年壺中の旅』id:cannon26:20041031

なんかここ最近、白塗りばっかりだ。維新派に壺中天に大野一雄…、あ、坂東玉三郎やっぱり観に行けばよかった…。完璧な白塗り月間になったのにぃ。