yummydance(ヤミーダンス)『kNewman』
We Love Dance Festival ユーモアinダンス東西バトル
04年8月
アートコンプレックス1928
from松山。ポップでかわいい感じなのかと思ってたら、なんか「アートしてます!」って感じの作品で、肩透かしをくらう。それまでの「ユーモアinダンス」な流れとも全然違うし、途中からは、隣に座っていた人のさかんに首を傾げる動き(もちろん作品に対して!)の方に気が行ってしまった。大きなポリ袋に入れられてジタバタするとか、…、…他は覚えてないけど、とにかく「いやいや、そういうのはええねん…」というシーンが多かった。
例えば、彼女らは松山にいて、どれくらいのコンテンポラリーダンスを観れているんだろう。自分自身の価値判断として、こういうコンテンポラリーダンスはダメで、こういうのがすごいダンスで、とかを持ってるのだろうか。絶対必要とは言えないけど、無いから(もしくは中途半端にあるから)こういう作品になってるのかも、と思ったりもした。
ちなみに印象に残ったシーンとしては、ポリ袋から出てきて汗だらだらになってるダンサーの立ち姿。あと最後のシーンで横一列に並んで立ってる時、その佇まい、ツラ構えは力のあるものだった。
追記(8/25)>価値判断うんぬんの話。「中途半端にある」=あっ、俺の事か。東京公演も終わって、他の人の感想読んでるとヤミーダンスが良かったとする声がいくつか目についた(鑑賞歴の長い人はそうみたい)。